著者は小児科医であり,ソニー教育財団幼児開発センターで長年育児相談を担当している.本書は,母親に読んでもらうことを目的として,育児について書かれている.主要なメッセージは,自我が芽生える1歳半から3歳までの時期に,子供の自我を否定するような言動をしてはいけないということだ.具体的には,「ダメ!」とか「いけません!」と高圧的に否定するのではなく,「〜できるよね」あるいは「〜しようね」と子供に真剣に語りかけるべきだと書かれている.
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