読書の記録(書評)はブログ(Chase Your Dream!)に統合しました

読書の記録(書評)をさらに充実させるため,本ウェブサイトをブログ(Chase Your Dream!)に統合することにしました.

今後,本ウェブサイトの更新は行いませんので,ブログ(Chase Your Dream!)をご覧下さい.

ブログ内の「読書の記録(書評)」というカテゴリーに,読んだ本のリストがあります.書名をクリックすると,書評をご覧いただけます.

自分の時間を捻出するため,および環境負荷を低減するために,2008年度から自家用車での通勤をやめて,これまでの2倍の時間をかけてバスで通勤しています.その甲斐もあって,年50冊の読書ペースを維持できるようになっています.目標は年100冊なので,まだまだ道半ばですが...

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読書の記録(書評)

2001年10月以降に読んだ本を五十音&ABC順に並べてみました.簡単なコメントを付けてあります.

本を読む時間を確保するのも大変ですが,中身のない人間になってしまわないためにも,良い本をしっかりと読んでいきたいものです.最近は月1冊読めるかどうかというペースで,努力が足りないと反省しています.なお,研究関連の専門書は対象外です.

これまでに読んだ本のリスト (五十音&ABC順)

最近読んだ本のリスト(10冊)

  1. 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話,ジェリー・ヒックス,エスター・ヒックス,ソフトバンククリエイティブ,2007
  2. かしこく「いい家」を建てる70の方法―「まちの建築家」が本音でアドバイス,小林高志,主婦と生活社,2005
  3. 間違いだらけの家選び―チラシ・看板・間取りでわかる!!,市村博,廣済堂出版,2003
  4. きもちのいい家,手塚貴晴,手塚由比,清流出版,2005
  5. 体にいちばん快適な家づくり―高断熱・高気密の常識のウソ,岡本康男,講談社,2004
  6. 行動経済学 経済は「感情」で動いている,友野典男,光文社,2006
  7. 本を読む本,M.J. アドラー,C.V. ドーレン,講談社,1997
  8. 宇宙を味方にしてお金に愛される法則,ボブ・プロクター,きこ書房,2007
  9. 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法,勝間和代,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2007
  10. 佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強―45分で読める『言志四録』+『重職心得箇条』,佐藤一斎(著),坂井昌彦(翻訳),三笠書房,2002
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心より推奨する本

年齢,性別,職業,嗜好などにかかわらず,心より推奨できる本のリストです.

自省録
マルクス・アウレーリウス,岩波書店,1982

自省録

いかに生きるべきか.この問いに明確に答えてくれる.善い精神を持つ者によって書かれたということを非常に強く感じさせる,類い希な本である.信仰心が厚く,哲学者であり,自己を愛すると同時に自己に厳しく,自分以外のものすべてに愛情をもって接する,このマルクス・アウレーリウスという人物はローマ帝国の皇帝であった.

「自省録」についてのメモ

「原因」と「結果」の法則
ジェームズ・アレン,サンマーク出版,2003

「原因」と「結果」の法則

デール・カーネギーやナポレオン・ヒルなど成功哲学の著名人に多大な影響を与えた書であり,自己啓発書の原点とも言える.人間は思いの主人であり,人格の制作者であり,環境と運命の設計者である,と説く.つまり,自分の人格はもちろん,自分を取り巻く環境や事の成否はすべて自分の思いの結果であり,高貴な思いとビジョンを持ち,それに従って行動すべきとする.

話し方入門
デール・カーネギー,創元社,2000

話し方入門

人前で上手に話すための秘訣が書かれている.とは言っても,単なるハウツウではない.人に伝えたいと切望するものがあること,周到に準備をすること,練習に練習を重ねて,自信を持つこと,始め方と終わり方に注意すること,わかりやすく話すこと,そして,美しい言葉を身に付けることなどが挙げられている.人前で話すことの重要性を認識し,上手に話せるようになりたいと願う人には大いに役立つだろう.

「話し方入門」についてのメモ

人を動かす
デール・カーネギー,創元社,1999

人を動かす

良い人生を送るために,どのように人に接するべきか.人を味方にし,友を増やし,心豊かな人生を送るために,どのように人に接するべきか.この本には人心掌握の原則が書かれている.豊富な具体例が説得力を持つ.読むべき書物だ.

「人を動かす」についてのメモ

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ,成長するか
ピーター・F. ドラッカー,ダイヤモンド社,2000

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ,成長するか

組織で働く知識労働者として成果をあげ,成長するための考え方を説く.必読書として推奨.

「プロフェッショナルの条件」についてのメモ

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子育てに関連する,お薦めの本

子育てに関する情報は,「育児と教育」の専門サイト"education.chase-dream.com"にて.

親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深みから
ラヒマ ボールドウィン,学陽書房,2000

親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深みから

シュタイナー教育を志す母親達にバイブルとも言われる本.子供が生まれてから小学校に行くようになるぐらいまでを対象に,シュタイナー教育の考え方と具体的なアドバイスを与えてくれる.シュタイナー教育の指導者の資格を持つ翻訳者の力によるところも大きいのだろうが,とても優しく書かれていて,読みやすい.

シュタイナーが正しいかどうかは知らないし,すべての親がシュタイナー教育を志す必要もないだろうが,少なくとも,こういう考え方,こういう育児方法があるのだということは知っておいて良いはずだ.育児の全責任は最終的に親が負わなければならない.知りませんでしたで終わらせてしまうには,もったいないのではないかと思う.

「親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育」についてのメモ

幸せな子ども―可愛がるほどいい子になる育て方
松井るり子,学陽書房,1998

幸せな子ども―可愛がるほどいい子になる育て方

シュタイナー教育に魅せられ,親としてシュタイナー幼稚園を体験した著者が,生まれてから小学校低学年頃までの育児について,自分の考えをまとめた本.非常に優しい言葉遣いで書かれており,自分の意見やシュタイナーの意見を押し付けようとするのではなく,こういう育児もありますよと語りかけている.育児の参考書として,またシュタイナー教育の入門書として,素晴らしい本だと思う.できれば,育児を始めるまでに読みたい.

「幸せな子ども―可愛がるほどいい子になる育て方」についてのメモ

子どもが育つ魔法の言葉
ドロシー・ロー・ノルト,レイチャル・ハリス,PHP研究所,1999

子どもが育つ魔法の言葉

子は親の鏡と言われる.親の態度が子供に大きな影響を与えることは理解できても,具体的に,どのような態度を取れば良いのか,どのように声をかければ良いのか,となると,これは非常に難しい問題だ.本書は,身近で具体的な例を使いながら,様々な状況で,親が取るべき態度を明確に提示している.親となるときに一読する十分な価値がある.

じょうぶな子どもをつくる基本食
幕内秀夫,主婦の友社,2000

じょうぶな子どもをつくる基本食

ご飯を主食とする,日本の伝統的な食生活の大切さと妥当性をわかりやすく解説している.パンを主食とする欧米型食生活が日本人に適さない理由,砂糖の危険性,アトピー性皮膚炎やアレルギー,便秘,乳ガンなどを改善または予防するための食生活,現在の学校給食の弊害などについて書かれており,特に子育て中の母親には読んで欲しい一冊だ.

赤ちゃんからの英語レッスン―絵本で育てるバイリンガル
中村敦孔,リヨン社,2003

赤ちゃんからの英語レッスン―絵本で育てるバイリンガル

子供をバイリンガルに育てるために,イギリスまたはアメリカで販売され,高い評価を得ており,CDやカセットが付属している絵本を利用する方法を紹介している.最近流行の幼児向け英語スクールでABCの読み書きや簡単な挨拶ができるようになるのと,英語ができるようになるのは全然違うと思ってはいるが,どうやって子供を教育したら良いのか解らないでいた私は,この本に感銘を受けた.自分の子供に,英語で自分と同じ苦労は決してさせない.

本当の学力をつける本―学校でできること家庭でできること
陰山英男,文芸春秋,2002

本当の学力をつける本―学校でできること家庭でできること

読み書き計算の徹底で成果を上げ,ゆとり教育に立ち向かうというイメージだった.しかし,それだけではない.子供の教育に関心があるなら読むべきである.

「本当の学力をつける本」についてのメモ

強育論 -The art of teaching without teaching-
宮本哲也,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2004

強育論 -The art of teaching without teaching-

中学受験で特筆すべき実績を残している算数教室の先生の著作.その教育法は実に単純明快だ.子供が学習するのは知的欲求から来る本能なのだから,馬鹿親が邪魔をしなければ,子供の学力は伸びる.学習よりも,睡眠,食事,運動を最優先すべきであり,子供から生命力を奪うようなことをしてはならない.頭を使い続けることで学力は伸びる.

「強育論」についてのメモ

「本当の学力」は作文で劇的に伸びる
芦永奈雄,大和出版,2004

「本当の学力」は作文で劇的に伸びる

ストーリー作文を書くことで,子供は本当の学力を身に付けることができる.これが本書の主張である.そして,ストーリー作文を書くためのテクニックが紹介されている.確かに,教育方法・学習方法に関する書籍としては異色である.しかし,ストーリー作文を書くというのは著者が行き着いた手段なのであって,目的は,子供に本物の力を,自分自身で考える力を身に付けさせることである.

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