投資教育を目的とした本で,誰もが知っているような有名な日本の昔話を今風にアレンジして,投資に関する教訓を読者に学ばせようとしている.しかし,昔話を元ネタにしてはいるものの,かなり無理矢理で,別に面白くもないし,何を学んだらいいのか明確でないものもある.この本の最後に,投資の心得11箇条について対談形式でまとめられているのだが,それだけで十分.投資教育の重要性については強い共感を持つが,この本自体は読むほどのものではない.
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